ホームページはあるのに、問い合わせが来ない。見に来る人はいるはずなのに、電話もフォームも動かない。そういう工務店のホームページを見ていくと、共通することが3つあります。どれも「デザインが古い」「写真が少ない」のような見た目の話ではなく、見に来た人が次に何をすればいいか分からない、という作りの問題です。この記事では、その3つと、当社のデモサイトでどう直しているかを実物の画面で説明します。読む時間は4分ほどです。
共通すること1|最初の1画面に、押せるものが無い
スマホでホームページを開いた人は、最初の1画面で「この会社に用があるか」を決めます。そこにあるのが会社名と大きな写真と、きれいな一言だけだと、用がある人でも次にどこを押せばいいか分かりません。下へ下へと探しているうちに、別の会社のページへ移ってしまいます。
直し方は、最初の1画面に押せるものを1つか2つ置くことです。下の画面は当社のデモサイト「ひらや工房」のトップです。見出しのすぐ下に「見学会のご案内」と「資料請求(無料)」の2つがあり、開いた瞬間に、いまの自分に合う入口を選べます。

共通すること2|入口が「お問い合わせ」の1つしかない
家を建てようと考え始めた人にとって、「お問い合わせ」はかなり重い一歩です。何を聞けばいいのか決まっていない、まだ土地も無い、予算も固まっていない。そういう段階の人が押せる入口が「お問い合わせ」しか無いと、その人は何も押さずに帰ります。問い合わせが来ないホームページの多くは、ここで人を落としています。
直し方は、軽い入口を用意することです。「事例集を請求する」「見学会に行ってみる」のような、まだ決めていない人でも押せる一歩です。下の画面は同じデモサイトの見学会のページで、「上棟現場」「完成邸」のように、見学会そのものを段階に分けて案内しています。

共通すること3|ページの終わりで、行き先が途切れる
施工事例を最後まで読んだ人は、そのホームページの中でいちばん気持ちが動いている人です。ところが多くのサイトでは、事例のページの終わりが「お問い合わせはこちら」の文字1行か、何も無いまま終わっています。せっかく動いた気持ちが、そこで途切れます。
直し方は、すべてのページの終わりに、写真つきの次の一歩を3つ置くことです。3つは重さを変えます。いちばん軽いのが資料請求、次が見学会、いちばん重いのがお問い合わせ。どのページを読み終えた人にも、いまの自分に合う一歩が目の前にある状態にします。

どう見えるかは、実物のデモで確かめられます
公開中のデモ30件。工務店・リフォーム・平屋・多世代など、自社に近い業種の仕上がりを見られます。
3つに共通するのは「見に来た人の次の動き」を決めていないこと
この3つは、どれも「見に来た人が、次に何をするか」をホームページを作る側が決めていないために起きます。逆に言えば、上から下まで読んだ人がどこで何を押すかを先に決めてから作れば、写真やデザインを変えなくても問い合わせは動き始めます。
いまのホームページがこの3つに当てはまるかどうかは、スマホで自分のサイトを開いて、最初の1画面と、施工事例のページの終わりを見るだけで分かります。押せるものが無ければ、そこが直す場所です。
まとめ
問い合わせが来ないホームページに共通するのは、最初の1画面に押せるものが無いこと、入口が「お問い合わせ」だけなこと、ページの終わりで行き先が途切れること。3つとも、見に来た人の次の動きを決めれば直ります。当社のデモサイトは、この3つを全ページで守った形で作ってあります。実物はデモサイトから、この記事に出てきたひらや工房をそのまま見ていただけます。
住所欄の鍵マークが無いと何が起きるかは、こちらにまとめています。→ ホームページの「鍵マーク(SSL)」が無いと何が起きるか
この記事に出てくる会社名・現場・数字は、当社が制作したデモサイトのもので、実在の会社ではありません。ページの作りを見ていただくためのものです。







