この読み物は、誰のために書いています
見学会の集客を任されている方に向けて書いています。工務店の社長さまご本人のこともあれば、奥さま・若手の営業の方・事務の方のこともあります。どの場合も、悩みはだいたい同じところに集まります。「前回より人を集めたいが、何を変えればよいのか分からない」です。
書いているのは、工務店・建設会社のホームページをつくり、公開したあとの更新を預かっている制作の側の人間です。見学会そのものの進め方は、社長さまのほうがずっとお詳しいと思います。ですので、ここではホームページの側でできることを中心に書きます。告知ページ・予約の受け方・来ていただいたあとの連絡です。
見学会の集客を、5つの時期に分ける
「集客」とひとことで言うと大きすぎて、どこから直せばよいか決まりません。見学会を5つの時期に分けると、自分がいまどこでつまずいているかが見えてきます。
| 時期 | そこで決まること | うまくいっていないときの現れ方 |
|---|---|---|
| 準備と企画 | いつ・どの家で・何組を目標にやるか | 日取りが直前に決まり、告知の時間が取れない |
| 告知と集客 | 誰に、どこで、何を伝えるか | ページは出したが、見た人が予約まで進まない |
| 予約と受付 | 迷っている人が申し込めるかどうか | 電話だけの受付で、夜に見た人が申し込めない |
| 当日の運営 | 来た人が、次の話をしてよいと感じるか | 当日は盛り上がるが、その後の連絡が続かない |
| 見学会のあと | 次の一歩と、次回の集客のもとになるもの | お礼の連絡が出せないまま日が過ぎる |
5つのうち、ホームページの側から直しやすいのは「告知と集客」と「予約と受付」です。この2つは、紙のチラシを刷り直したり、人を増やしたりしなくても、今日から手を入れられます。
多くの場合、つまずいているのは「告知」です
見学会のお知らせを出しているのに予約が入らない。この相談をいただいたとき、ページを拝見すると、たいてい書いてあるのは日時と場所と「ご予約はお電話で」の3行です。これは、行くと決めている人には十分です。けれども、告知のページを開く人の多くは、まだ迷っている人です。
迷っている人が知りたいのは、日にちではありません。そこへ行くと何が見られるのかと、行っても売り込まれないかの2つです。この2つに答えていないページは、日にちを何度書き直しても予約が増えません。

告知ページに載せるものは、そう多くありません。写真・見どころ・誰が来てよいか・当日の流れ・予約する場所・予約しない人の行き先の6つです。中身は「見学会の告知ページに、要るもの」で1つずつご説明しています。
いいえ。近所の方にはチラシが今も強いです。この読み物でおすすめしているのは、チラシに書ききれないことをホームページに置き、チラシからそこへ来ていただくという分け方です。両方に同じことを書くと、どちらも中途半端になります。
最初の1か月ですること
いちどに全部を変える必要はありません。次の見学会までに、この5つだけ確かめてください。順番もこのとおりです。
- 告知のページをスマホで開き、最初の画面に家の写真が出るか
- 開催日・時間・かかる時間・駐車場が1か所にまとまっているか
- 読んだその場で申し込める予約フォームが、同じページにあるか
- 予約した方へのお礼の連絡が、当日までに1回は出せる形になっているか
- その日は来られない方のための行き先(資料請求など)が1つ以上あるか
5つのうち、いちばん効くのは3つめの予約フォームです。別のページのお問い合わせフォームへ送っていると、そこで半分ほどの方が離れます。逆に言えば、ここを直すだけで予約が増えることがあります。
この読み物の読み進め方
記事は8つに分けています。いま困っているところから読んでいただいてかまいません。10月6日から、平日の朝に1本ずつ増えていきます。
- 準備と企画日取り・目標の組数・何週間前から動くか
- 告知と集客告知ページ・チラシ・SNS・OB施主さまへのご案内
- 予約と受付予約フォームの項目・お礼の連絡・前日のお知らせ
- 当日の運営受付・アンケート・雨の日・お子さま連れ
- 見学会のあとお礼・次の一歩・施工事例のページにする
- 事例で見る当社のデモサイト30件の見学会ページを見比べる
- 決まりごと来場のプレゼント・個人情報・写真の了承
- 地域と季節雪・台風・梅雨・年末年始など、中身が変わるもの
どの記事にも、当社が公開しているデモサイトの実物の画面を入れています。文章だけでは分かりにくいところを、動いているページでご覧いただくためです。
NEXT STEP
告知ページを直す前に、できることが3つ。



