READING / 読み物

工務店のホームページ、写真はスマホで足りるか

スマホで足ります。足りないのは機材ではなく、撮る決まり。同じ3つの角度・片付けて昼に横向き・工事中も撮る、の3つをデモの実物画面で。

読む時間 約5分 WordPress作成代行センター

工務店のホームページ、写真はスマホで足りるか

デモサイト「モノリスホーム」の施工後ギャラリー。紺の外壁や縦リブの金属外壁、木の板の写真が3列に並ぶ

「ホームページに載せる写真は、プロに撮ってもらわないとだめですか」。工務店の方からいちばん多くいただく質問です。答えは、スマホで足ります。足りないのは機材ではなく、撮るときの決まりです。この記事では、施工事例の写真をスマホで撮るときの決まりを3つに絞り、当社のデモサイト「モノリスホーム」「大槻工務店」の実物の画面で、決まりを守った写真がページの上でどう見えるかをお見せします。読む時間は5分ほどです。

目次

先に結論|スマホで足ります。足りないのは「撮る決まり」

いまのスマホのカメラは、ホームページに載せる大きさ(横幅1,500ピクセル前後)に対して十分すぎる性能があります。見に来た人が「写真がきれいな会社だ」と感じるかどうかは、画素数ではなく、明るさと、写す角度と、写真どうしの揃い方で決まります。逆に言えば、高い機材で撮っても、暗い部屋を斜めから1枚ずつ撮っていれば、ページの上では雑然として見えます。

ですから、カメラを買う前に、次の3つの決まりを現場の全員で共有してください。それだけで、施工事例のページの見え方は変わります。

決まり1|同じ家を、同じ3つの角度で撮る

1件の家について、必ず撮る角度を3つ決めておきます。①外観を正面から(道路の反対側に立って、建物の全体が入る位置)、②いちばん広い部屋の角に立って対角線を見る(LDKなら、キッチンから窓に向かって)、③こだわった部分に寄る(木の手すり、外壁の継ぎ目、玄関の引き手など)。この3つがそろっていれば、あとは何枚足しても足さなくても、事例として成立します。

施工事例のギャラリー。外壁の全体、角の部分、素材の寄りが並ぶ
デモサイト「モノリスホーム」の施工事例のギャラリー。全体・角・素材の寄りという同じ考え方で撮った写真が並ぶと、6枚が1件の記録として読める。

大事なのは「同じ角度で」の部分です。事例が6件あるとき、6件とも同じ3つの角度で撮ってあると、一覧に並べたときに揃って見え、会社としての仕事の丁寧さがそのまま伝わります。1件ごとに撮り方が違うと、同じ会社の写真に見えません。

決まり2|片付けてから、昼に、横向きで撮る

写真の印象を最も左右するのは明るさです。室内は、晴れた日の午前10時から午後2時のあいだに、部屋の照明を全部つけて撮ってください。夕方や曇りの日にスマホで撮ると、色がにごって黄色く見えます。次に片付けです。工具、養生のテープ、脚立、飲みかけのペットボトル。写っているものは、写っていない状態にしてから撮ります。あとから消すことはできません。

そして横向きです。スマホは縦に構えるのが自然ですが、ホームページに載せる写真は横長のほうが収まりがよく、縦の写真は一覧に並べたときに1枚だけ形が違って浮きます。撮るときはスマホを横に倒す、これを決まりにしてください。手すりや柱に寄るときも同じです。

どう見えるかは、実物のデモで確かめられます

公開中のデモ30件。工務店・リフォーム・平屋・多世代など、自社に近い業種の仕上がりを見られます。

実物のデモを見る

決まり3|完成してからではなく、工事中も撮る

基礎の配筋、上棟の日、断熱材が入ったところ。完成すると壁の中に隠れる部分は、そのときにしか撮れません。そして、見に来た人が「この会社はちゃんとやっている」と感じるのは、きれいな完成写真よりも、隠れる部分の写真を見せている会社です。工程ごとに1枚ずつ、その日の担当者がスマホで撮っておくだけで足ります。

施工プロセスのページ。配筋やアンカーボルトの写真に、工程の説明が添えてある
デモサイト「大槻工務店」の施工プロセス。基礎の配筋の写真に、その工程で何を確かめているかが1〜2行で添えてある。写真は現場でスマホで撮る前提の構図。

工事中の写真があると、施工事例の見せ方そのものが変わります。完成写真だけを並べるのではなく、「工程で読む」という並べ方ができるようになるからです。下の画面は、大槻工務店の施工事例の一覧です。「隠れる工程ほど、多く撮る」「直す前と、直した後を残す」と、撮り方の決まりそのものをお客様に向けて説明しています。

施工事例の一覧。工程で読むという説明と、撮り方の3つの決まり
大槻工務店の施工事例の一覧。写真の撮り方の決まりが、そのまま「この会社の仕事の見せ方」になっている。

明るさや傾きの調整は、撮った人の仕事ではありません

「撮った写真が暗い」「少し傾いている」「大きすぎてアップロードできない」。こうした調整を現場の方にお願いすると、写真を撮ること自体が面倒になり、更新が止まります。ですから、現場の仕事は「3つの決まりで撮って、送る」までにしてください。明るさ・傾き・大きさを整えてページに載せるのは、ホームページ側の仕事です。当社の月額プランでは、送っていただいた写真をこちらで整えて施工事例に反映します。件数は数えません。

まとめ

スマホで足ります。同じ家を同じ3つの角度で撮る、片付けて昼に横向きで撮る、工事中も撮る。この3つを現場の全員の決まりにしてください。そして、整える作業は撮った人に持たせない。それだけで、施工事例のページは「写真がきれいな会社」に見えます。決まりを守った写真がページの上でどう見えるかは、デモサイトで、この記事に出てきたモノリスホームと大槻工務店の施工事例をそのまま見ていただけます。施工事例に何を載せるかは最初の記事にまとめてあります。

お客様の声の写真の大きさは、こちらにまとめています。→ 「お客様の声」は写真の大きさで伝わり方が変わる

この記事に出てくる会社名・現場・写真は、当社が制作したデモサイトのもので、実在の会社ではありません。ページの作りを見ていただくためのものです。

ノートパソコンで作業する手元
この記事を書いた人|WordPress作成代行センター

建設業専門のホームページ制作。公開デモ30件はすべて実物で、この記事の画面もその中のものです。写真を送るだけで施工事例が育ち、月2,000円で見守ります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次