「お客様の声」を載せている工務店のホームページは多いのに、読まれている声は少ない。理由のひとつは写真の大きさです。文章の横に、小さな丸い顔写真や、切手ほどの家の写真がちょこんと付いているだけでは、声は「本当にあった話」に見えません。この記事では、同じ声でも写真の大きさで伝わり方がどう変わるかを、当社のデモサイトの実物の画面で見ていきます。
お客様の声は「文章」ではなく「証拠」として読まれる
見に来た人が「お客様の声」で確かめたいのは、褒め言葉ではありません。「本当にこの会社で建てた人がいるのか」「その人の家はどんな家か」です。つまり声は、読み物というより証拠です。証拠に要るのは、言葉より先に、家の写真です。
ところが多くのホームページでは、声の節だけ写真が急に小さくなります。施工事例のページでは画面いっぱいに家を見せているのに、声になると 60px や 96px の丸い写真に縮む。同じ家の話をしているのに、扱いが3分の1になっている。これでは「証拠」として弱く、読み飛ばされます。
実物=写真を大きく敷いた声の節(当社のデモサイト)
下の画面は、当社の工務店デモのトップページにある「お客様の声」です。声1件ごとに、その家の外観写真を上に大きく敷き、その下に「決め手は何でしたか」「住んでみていかがですか」という一問一答を置いています。

ここで大事なのは、写真が「顔」ではなく「家」であることと、写真が文章より大きいことです。声を読む前に家が目に入る。だから「この家を建てた人の言葉なんだ」と分かってから読めます。順番が逆だと、声は宙に浮きます。
スマホでは、写真を引用の上に、幅いっぱいで
スマホでは画面が狭いので、写真を小さく丸めて中央に置きたくなります。けれど狭い画面で小さくすると、余計に小さく見えます。当社のデモでは、スマホでは写真を画面の幅いっぱいにして、引用の上に置いています。1件ずつ縦に並ぶので、写真と言葉が必ず一組で読まれます。

どう見えるかは、実物のデモで確かめられます
公開中のデモ30件。工務店・リフォーム・平屋・多世代など、自社に近い業種の仕上がりを見られます。
大きさの目安=短い辺で 200px より小さくしない
目安はひとつです。声の写真は、実際に画面に描かれる大きさで、短い辺が 200px を下回らないこと。よくある 64px や 96px の丸写真は、この目安の半分以下です。「アバター」「サムネイル」と呼び方を変えても、小さいことは変わりません。
もうひとつ。同じサイトの中で、声の写真の比率と大きさを揃えてください。トップの声では大きいのに、施工事例のページの声では小さい、という差がいちばん目立ちます。見に来た人は両方を見ます。
写真は「顔」でなくていい
「お客様の顔写真は載せられない」という会社さまがほとんどです。それで構いません。声に添える写真は、その方の家の外観や、こだわったリビングの一角で十分です。むしろ家の写真のほうが、見に来た人には役に立ちます。自分の家を思い浮かべながら読めるからです。
お引き渡しのときに「ホームページに家の写真を載せてもよいですか」と一言うかがっておくと、声と写真が一組で集まります。住所と表札が写らない写真を選べば、多くの方は快く応じてくださいます。
まず今日できるのは、自社の声の写真の大きさを測ること
自社のホームページの「お客様の声」をスマホで開いて、写真の短い辺が指の幅より小さければ、小さすぎます。次に、施工事例のページの声も同じように見て、トップと大きさが違っていれば、揃えるところから始めてください。声の文章を書き直すより先に、写真の大きさを直すほうが、伝わり方は大きく変わります。
その写真は、スマホで撮ったもので足りるのか。→ 工務店のホームページ、写真はスマホで足りるか






