完成見学会やモデルハウスの案内を、ホームページに「日時と場所だけ」で載せていませんか。見学会の告知ページは、工務店のホームページの中で、いちばん問い合わせに近い場所です。ここが薄いと、せっかく施工事例まで読んでくれた人が、最後の一歩を踏み出せません。この記事では、見学会の告知ページに要るものを5つに絞り、当社のデモサイト「ひだまりホーム」「ひらや工房」の実物の画面で説明します。読む時間は5分ほどです。
なぜ「日時と場所だけ」では申し込まれないのか
見学会に来る人は、まだ会社を決めていません。「行ったら契約を迫られるのではないか」「まだ土地も決まっていないのに行っていいのか」「子どもを連れて行っていいのか」。日時と場所だけの案内では、こうした不安に何も答えていないので、興味はあっても申し込みまで進みません。告知ページの仕事は、日程を知らせることではなく、この不安を先に消して、申し込みの一歩を軽くすることです。
1つ目|行くと何が分かるか(メリットを3つ)
最初に書くのは「来ると何が分かるか」です。写真では分からない天井の高さや素材の質感、実例で工夫を説明してもらえること、希望の日時に合わせられること。3つに絞って、短い見出しと2〜3行の説明で並べます。下の画面はひだまりホームの来場予約のページで、いちばん上に「来場予約 3つのメリット」が置いてあります。

2つ目|見られる家の写真(その場で見て決められる材料)
見学できる家の写真を、告知ページの中に載せます。施工事例のページへリンクを張るだけでは、人は移動してくれません。外観1枚と、その家でいちばん見てほしい場所を1〜2枚。「畳の目の細かさ」「障子越しの光」のように、写真では伝わりにくいことをあえて書き添えると、「それなら実物を見てみたい」という気持ちが生まれます。

どう見えるかは、実物のデモで確かめられます
公開中のデモ30件。工務店・リフォーム・平屋・多世代など、自社に近い業種の仕上がりを見られます。
3つ目|開催の条件(参加費・営業の有無・子ども連れ)
日時と場所に加えて、必ず書くのが3つあります。参加費(無料なら無料と)、しつこい営業をしないこと、子ども連れで来てよいこと。とくに「見学会のあと、こちらから何度も電話することはありません」の1行は、申し込みの数を目に見えて変えます。予約制なら「予約すると担当者が説明につく」、自由見学なら「声をかけるまで案内はしない」と、当日の過ごし方も書いておきます。
4つ目|申し込みフォームは、同じページの中に
案内を読んだ直後に、そのページの中で申し込めるようにします。「お問い合わせページへ」と別のページに飛ばすと、そこで半分の人が止まります。フォームの項目は、名前・連絡先・希望の日時・人数の4つで足ります。「相談したいこと」は任意にします。下の画面はひらや工房の見学会で、開催概要のすぐ下に予約フォームが続いています。

5つ目|開催していない時期も、ページを消さない
見学会は毎月あるわけではありません。ところが、開催のたびにページを作って、終わったら消す会社が多く、その間は「見学したい」という人の行き先がなくなります。ページは常に置いておき、次の予定が決まっていないときは「次回の開催が決まりましたらお知らせします。個別の見学はいつでも承ります」と書いて、フォームは残しておきます。個別見学の申し込みは、公開の見学会より契約に近いことが多いものです。
まとめ
行くと何が分かるか、見られる家の写真、開催の条件、同じページの中のフォーム、開催していない時期も消さない。この5つがそろっていれば、見学会の告知ページは「日程のお知らせ」から「申し込みの入口」に変わります。実物はデモサイトで、この記事に出てきたひだまりホームの来場予約とひらや工房の見学会をそのまま見ていただけます。ホームページ全体で何を載せるかは5ページの記事にまとめてあります。
ホームページに問い合わせが来ないときに見直すところは、こちらにまとめています。→ 工務店のホームページに問い合わせが来ない共通点3つ
この記事に出てくる会社名・見学会・写真は、当社が制作したデモサイトのもので、実在の会社・実際の開催ではありません。ページの作りを見ていただくためのものです。






