ホームページは、作った日がいちばん新しく、その日から少しずつ古くなっていきます。見た目は変わらないので気づきにくいのですが、放っておくと「見た人の印象」「検索での順位」「問い合わせの受け取り」の3つが、静かに悪くなります。この記事では、作りっぱなしのホームページで実際に起きることと、月に1回だけ手を入れるならどこか、を当社のデモサイトの実物で説明します。読む時間は4分ほどです。
起きること1|「まだやっている会社か」を疑われる
見に来た人が最初に探すのは、料金でも会社概要でもなく「この会社は、いま動いているか」の手がかりです。お知らせの最終更新が3年前、施工事例の最新が2年前、というサイトは、それだけで「問い合わせても返事が来ないかもしれない」と思われます。電話をかける前に、そっと別の会社へ移ってしまうので、こちらには何も残りません。
下の画面は、当社のデモサイト「大槻工務店」のお知らせの一覧です。内容は「配筋検査を受けた」「地縄を張った」のような現場の記録で、1本ずつは短いものです。それでも日付が並んでいるだけで、この会社が今月も仕事をしていることが伝わります。

起きること2|検索の順位が、少しずつ下がる
検索エンジンは「更新が続いているサイト」と「止まっているサイト」を見分けます。止まっているサイトが急に消えることはありませんが、同じ地域で更新を続けている会社のサイトが1つ、2つと上に来て、こちらは1段ずつ下がっていきます。1年たって気づいたときには、会社名で探しても2ページ目、ということが起きます。
逆に言えば、施工事例やお知らせを月に1本足すだけで、順位を守る側にまわれます。大きな記事は要りません。写真1枚と3行の説明で十分です。
起きること3|問い合わせが届かなくなっているのに、気づかない
これがいちばん困るものです。ホームページの中身(WordPress=世界でいちばん使われているホームページの仕組み)は、部品が定期的に新しくなります。放っておくと、問い合わせフォームが「送信しました」と出るのに、実はメールがどこにも届いていない、という状態が起きます。お客様は送ったつもり、会社は来ていないつもりで、誰も気づきません。気づくのは、たいてい「メールしたのに返事が無い」と電話をもらったときです。
ほかにも、部品が古いまま止まっているサイトは、外から書き換えられる入口になります。見た目は普通のままで、知らないうちに別のページへ飛ばされる、ということも実際に起きています。
どう見えるかは、実物のデモで確かめられます
公開中のデモ30件。工務店・リフォーム・平屋・多世代など、自社に近い業種の仕上がりを見られます。
では、月に1回だけ手を入れるならどこか
毎週ブログを書く必要はありません。当社がお客様のサイトで毎月やっていることは、次の4つです。
- 部品を新しくして、問い合わせが届くかを実際に送って確かめる。テスト送信は当社で行い、届いたメールを確認します。
- 施工事例かお知らせを1本足す。写真と一言を送っていただければ、文章づくりと反映は当社で行います。
- 数字を1枚の画面にまとめてお送りする。見られた回数、来た人の数、問い合わせの件数、電話が押された回数。増えたか減ったかが一目で分かります。
- 切れるものが無いかを見る。ドメイン(ホームページの住所)の期限、暗号化(https)の期限、古くなったイベントの案内。

この4つを、当社は月2,000円のプランでお引き受けしています。お客様側でしていただくのは、月に1回、写真を1枚送ることだけです。それも無ければ、当社から「先月の現場の写真はありますか」とお声がけします。

すでに止まっているサイトをお持ちの場合
「もう2年さわっていない」というサイトでも、作り直す必要はないことが多いです。まず当社で、問い合わせが届くか、部品がどれくらい古いか、検索で会社名が出るか、の3点を見ます。その結果をお伝えしたうえで、いまのサイトに手を入れるか、作り直すかをご相談します。見るだけなら費用はかかりません。作り直す場合の費用が何で決まるかは、別の記事にまとめました(→ 費用の内訳を読む)。
まとめ
| 止まると | 起きること | 月1回の手入れ |
|---|---|---|
| 印象 | 最終更新が古く、「いま動いている会社か」を疑われる | 施工事例かお知らせを1本足す |
| 検索の順位 | 更新を続ける会社が上に来て、1段ずつ下がる | 写真1枚と3行の説明で十分 |
| 問い合わせ | 「送信しました」と出るのに、届いていない | 部品を新しくして、実際に送って確かめる |
作りっぱなしのホームページでは、印象が古くなり、検索で下がり、問い合わせが届かなくなっても気づけません。どれも「壊れた」と分かる形では起きないので、月に1回、誰かが見ている状態にしておくことが、いちばん安い対策です。実際に更新が続いているサイトがどう見えるかは、当社のデモサイトで確かめられます。デモサイト「大槻工務店」のお知らせの一覧が、上で説明した形の実物です。
施工事例の更新を代行に任せるときの準備は、こちらにまとめています。→ 施工事例の更新を代行に任せるとき、社長が用意するもの・しなくていいこと
月額(サブスク)で頼む前に知っておきたいことは、こちらにまとめています。→ ホームページ制作を月額(サブスク)で頼む前に、工務店が知っておきたいこと
この記事に出てくる会社名・現場・数字は、当社が制作したデモサイトと見本の画面のもので、実在の会社ではありません。ページの作りを見ていただくためのものです。







